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不在の間の情事

母が連休を利用して実家に帰った。連休を利用してといっても母はパートタイムの仕事をしているので、むしろ母の弟妹達の連休に合わせた帰郷といったほうが正しい。母の弟家族は東京で暮らし、母の妹家族は北九州で暮らしている。本当は6人兄妹であったが、母より上の兄3人は皆、病などで亡くなってしまい、すでに母が兄妹のなかで一番年上となってしまった。

祖母は健在である。90歳は優に越えているはずだ。腰の角度は直角に折れ曲がって、耳は相当遠くなってしまったようだが、認知症のほか目立った内臓疾患もなく、健康状態は概ね良好のようだ。祖母が生まれ育った福岡で、母の一番上の兄(故人)の息子、つまり祖母からみて孫(といっても40代だが)と一緒に暮らしている。以前はこの孫の母親(母からみて義姉)と三人で暮らしていたが、去年病死している。

今回の帰郷は、ここ数年の間に実の息子や義理の嫁が立て続けに亡くなって、すっかり憔悴してしまった祖母を元気づける親孝行のひとつとして、母達が温泉旅行を計画したものらしい。


そんな母達の真剣な思いを余所に、僕は家に一人になったことをいいことに、母の居ない間に出来そうなことを、いろいろ考えあぐねるわけだ。


1.基本、全裸で過ごす。
2.たまにこっそりノーパンで穿いて出勤している薄手のスラックスを洗って干す。
3.男を連れ込む。


1と2は実行に移すとして、3については相手が居ないことにはどうしようもありません。
しかし、この3については数年前に実行したことがある。


母が福岡へ帰っている間に、遠方より関西へ遊びに来た友人M氏を、家に泊めた。僕はM氏についてはめちゃくちゃタイプというわけではないが、少しだけ惹かれるところがあったのも否めない。過去に僕が旅行でM氏のいる県に所用で行った際、彼の部屋に泊めてもらったときには、ただ布団を並べて横に寝ただけでどちらも手を出したりはしなかった。後になって、「あのとき手を出さなかったよね」とか、「ドキドキした」とか「次の機会があったときには…ネ」などと、冗談めいたことを話した。

その次の機会が本当にやってきたのである。あれから5年以上の月日が経ってしまったけど、あのとき手を出さなかった夜の後悔は、お互いしっかり覚えていた。

そうだ、母は不在なのだ。母の寝室のセミダブルを使うことにした。僕の自室には僕専用の折り畳み式ベッドがあるし、客用の寝室もあるのだが、念のため「一緒に寝るよね?」と訊いて、同意のうえで同じベッドに入ることになったわけである。

僕は先にベッドに入って待っていた。着替えを用意していなかったMは、ジーパンのままベッドに入ろうとしたので、「まさかジーパンでベッドに入るつもりじゃないだろうね?」と釘を打って、Tシャツとブリーフ姿にさせて、彼を迎え入れた。

電気を消して、はじめは他愛のない話しを続けていたのだが、焦れた僕はM氏の話す内容に「へ~え、そうなんだあ」と抑揚のない相槌を打ちながら、何の脈絡もなくM氏の上にのし掛かり、Tシャツを捲り上げ、彼の毛深い体を愛撫した。感じやすいタイプなのだろう、男が感じるポイントのその全てに対して必要以上に声を上げ、カウパー腺液をだらだらと流す様に、僕自身も強く興奮した。

M氏は40代。太ってはいないが高身長。彼が年下から責められることに快感を覚えるのかどうかは判らないが、僕は年上を責めるのが好きなので、このマウントポジションは彼の最後の瞬間まで崩れることがなかった。その最後の瞬間までの行程は、長くもなく短くもなく、良いタイミングで迎えることができた。

そのまま僕らは母のベッドの上で、母の知らない男の流した汗と体液が付着したかもしれない、そのベッドの上で、全裸のまま目を閉じて、朝を迎えた。


あれ以来M氏とは会っていないが、必要なときだけメールが来て、必要なときだけ電話で話すというような、以前の付き合い方に戻っている。また機会があれば、僕らは同じ行為をしてしまうのだろう。


そして今日から数日、母は不在だ。
しかしそう上手くセックスをする相手は見つからない。
僕はいつも通りに、折り畳み式ベッドで寝るのだろう。


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>○○さん
男の趣味が合うということは、
フィールドが同じであれば好敵手となるわけです。きぃ。
僕は物心ついたときから、40代の男性に惹かれていました。
今もまだそのターゲットは変わらず、
「年上の男性が好き」ということになりますが、
僕が50歳になったときには、「年下が好き」ということになってしまうんでしょうか。
まぁ、まだ20年も先の話しですけどね…。


40目前の自分のことで言えば、
20代のころは30代に惹かれてた、
30代のころは同年代がよかった、
最近では年下がかわいくて仕方ない、
てな具合で親父道まっしくらな感じでやってます。
つまりおいら的にはKO2クンは”かわいい”の対象です。

>はまひこさん
今でも年上の包容力みたいなものを求めるのですが、
自分が50代になってみると、年上となると初老になってしまうし、
やはりそうなると、年下が良く見えてくるんでしょうねぇ。

「かわいい」だなんてそんな!(謙虚)
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