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なにかぼくにプレゼントくれよサンタ

何人かの方から、24日の早いうちから「メリークリスマス!」とメールをいただいたのですが、

「クリスマス今日じゃねーし。」

…と冷静にツッコミを入れるのも何ですので、
ありがたく頂戴しておきました。


しかしその気持ちもわからなくない。
いつからか、日本におけるクリスマスのメインとなる日付は、
24日にシフトしている。

仕事帰りの電車やバスの車中では、
プレゼントが入っているであろう紙袋を持ったパパやママの姿。
これは間違いではない。今夜中に子供たちの枕元に置くのだから。

しかし、ケーキの入った袋を見ると、なにか間違っているような気がする。
昔は普通に25日にケーキを食べていたような気がする。

しかしワクワク度としては、「24日 > 25日」ってのも解る。
カップルなんかは24日に約束して落ちあって食事をしてプレゼント交換して、
25日に日付が変わる頃にはセックスしてるんでしょう。
やっぱり24日のほうが大事だよね。

25日にプレゼントが貰える!
と喜んでいた子どもの頃とは訳が違うのかもしれない。




24日にハッテン場に行って、

「わー、ホワイト(白濁)クリスマス!」とか、
「俺のケツマンコに兄貴のプレゼント入れてくれ!」

などとほざいてるのは、どこのどいつだい?!



…と強引にホモネタで終わってみる。
メリークリスマス。(もうあと小一時間で終わるけど)


ポワポワのムイムイ

ライブ当日。キーボーディストはそこそこ荷物が嵩張る。キーボード、キーボードスタンド、音源モジュールというキーボードとつないで音が出るシンセ、ペダル類やケーブルなどなど。自分の車で行けないこともないけど、G様の会社の同僚の方がローディーとして同行してくれるというので、僕の荷物も積んでもらって同乗することにした。

昼過ぎに自宅前に来た、そのG様の同僚。背が高くデップリとした体格、丸い顔に丸いめがね。黒いライダースジャケットに、黒の帽子をかぶっていた。帽子を取ったとき髪の毛がテラテラに光っていて、一目見て不潔そうであることが判る。しかしこの野暮ったさが可愛らしい。「よろしくお願いします。」と目と目を合わせて挨拶をしたときに、誰かにすごい似てる…と思った。車に乗ってからずっと考えていた。アレだ、太鼓の達人の人だ。



似すぎ! 言葉遣いとか律儀なとこまでソックリ。


そんな可愛いローディーさえも霞んでしまうほどの男性が、この後、まさか待ち受けていようとは!

会場に着いてリハが始まり、しばらくするとギターケースを抱えた見慣れない男性が「おはようございまーす」と入ってきた。年は40代後半くらいだろうか。髪は七三で長くもなく短くもなく白髪交じり。ふち無しのメガネをかけて寡黙な真面目で実直そうな雰囲気を醸し出している。僕らの演奏を顔色ひとつ変えずに傍で聞いている。すでにお分かりであろう。ズキューン!と音が聞こえるほど、一瞬で釘付けというわけだ。僕はリハ中ずっとその人を見ていたせいで演奏もままならず、リハというリハにならなかったほどだ。

話には聞いていた。
G様より「ギターが一人増えて5~6曲増えるし」と前日に連絡が入ったのだ。「え~、聞いてないし無理だし」と電話ではぶー足れたのだ。しかしこんなタイプな人だったら話は別。

リハが終わってもG様は彼を紹介してくれなさそうだったので、僕のほうから歩み寄って「はじめまして、キーボードの○○です。どうぞよろしくお願いします!」と頭を下げると、「ああ、Tです。伺ってます。よろしくお願いします、楽しみにしてましたよ。」とこれまた惚れ惚れする優しいトーンで言われた。リハの演奏を聴いて、「カッコいいですね(音が)」とまで言ってくれた。やーん、俺が? カッコいい? もヤーダー!!(完全に勘違い)


よし! よし!!
俄然テンション、アガってきた!


本番のほうはリハがそんな調子だったものですから、リハ中に決めたことがぜんぜん頭に入ってなくて、ボロが出まくり。でも会場(小さめのレストラン)の雰囲気やお客さんのノリからも、割とアットホームな雰囲気で進んでいくので、そんなに気を張ることもなく、リラックスして演奏できました。途中、ギターT氏のその優しいトーンで歌声まで披露するソロコーナーでは、袖からウットリした目で見つめる僕がいたことでしょう。たぶん、ウルウルした目をして顎あたりで指組んでたと思う。

本番終了。「お疲れ様」と言って出演者全員が握手を交わすのがどうも定例となっているようだ。みんなと適当に握手を交わし、ギターT氏と握手を交わしたとき、T氏だけは率先して左手を添えてきた。僕の右手はT氏の両手に包まれた!

これはどう捉えたら良いですか? ほかのメンバーには片手で握手しているようだった。僕にだけ両手であったようだ。「初めまして、ありがとう」という儀礼的なものか、「演奏良かったよ」というメッセージなのか。左手の薬指にはシルバーリング。ダメだよ、KO2。これ以上、深入りしてしまってはダメだ!


しばらくその会場で打ち上げをした後、帰り際にもう一度、T氏に挨拶をした。今度は向こうから手を差し出してきて握手。再び僕の右手はT氏の両手に包まれた!! 何なの? 僕があなたに気があることを見抜いて、わざとやっているの?? T氏の手はポワポワのムイムイだった(意味がわからん)。


今回一回限りで承諾しましたけど、
T氏に会うために、このバンド、続けてもいい。


8年ぶり

昨夜、G様(参照)に会った。

地元から少し離れた駅で待ち合わせ。何度も思い返してみるのだが、やはり24歳からずっと会っていないことになるから、実に8年ぶりの再会となる。ことあるごとに電話がかかってくるので(主にPCの質問)、そんな感じはまったくしなかったが、8年の間に僕もさまざまな変貌を遂げた。80kgまで太って65kgまで落とし、また72kgまで太って、64kgまで落とした。お前はロバート・デ・ニーロかというほどの変貌ぶりだ。ヒゲを生やして短髪になったりもしたが、今となっては8年前とほぼ同じ体型、髪型のような気もする。きっとG様の第一声はそうだな、「変わってへんな!」とか、「いつまでも若々しいな!」とか、そんなノリかな。

そんなルンルン気分で駅に到着すると、8年前と変わらない車が止まっていた。お~~~い!アハハハハ♪と右腕を上げて手を振りながら駆け寄り(イメージ)、助手席の扉を開けた刹那、言い放ったG様の第一声。


「お前、ブクブクと肥えやがったな!」


そのままバタムッと扉を閉めて帰ろうかと思いましたよ。
まぁ、そこはグッとこらえて、「めっさ痩せたっちゅーねん」とぼやきながら車に乗り込み、改めてG様をしげしげと見る。

げっ!スポーツ刈りみたいな坊主頭に、まるで武藤敬司のようなヒゲ。それだけ聞けばこれをご覧の皆様は飛びつきたくなる男かもしれないが、大変残念なことに、体格がすっかり痩せ型になっている。えぇぇぇぇ。8年前は髪型から何から、荒木大輔(現役時代ではなく引退後~現在のふっくらした頃)によく似ていていい男だったのに、もはやその面影もぜんぜん無い。

あー、もうダメだ。何の魅力も感じなくなっている…とヒシヒシと感じながら、次のターゲットである初顔合わせのバンドメンバーに期待をして、スタジオに向かうのでした。


スタジオにつき、このバンドのイニシアチブを取るギター&ボーカルのオッチャン(51歳)に挨拶。う~ん無理。カホンを担当するのは22歳のホッソリとした体型で、髪を金髪長髪にしたアタマが悪そうな今時の若い男の子だ。問題外。そしてベースがG様(49歳)となる。さぁこれでもはやこのバンドになんの意味性も無くなった(結局オトコ主体なのね…)。パッパと演奏して、こんなバンドとはおさらばだッ。

一回限りのスタジオリハーサルは、思っていたほどブランクを感じることもなかった。僕の得意技でもある、楽曲の雰囲気から音色を選び、次にくるコードを理論的に分析・先読みして即興で弾く、という感性を司る脳領域はまだ衰えてはいないようだ。曲自体はブルースを主体としているので、コード進行もさほど難しくなく、多少間違えてもノリがよければそれでいいじゃん!といったスタンスでしたので、やりやすかった。細かいキメ所や要所要所の演奏ポイントが覚えられない、という脳年齢の低下は否めませんでしたが。

それでも、やはり一回だけのリハーサルで本番に臨むというのは、未だかつて経験がありませんので、非常にナーバスです。他のメンバーの技術力が高かったわけではないので、多少のミスはごまかせそうですが、本番グダグダになっているところが目に浮かぶようです。

8年ぶりのステージは思いやられそう。

再開の兆し

専門学校卒業から3年。フリーター生活を脱却し、今の職種に正社員として就いたのが、24歳。Windowsすら初心者で、勉強することが山ほどあったので、それまで続けていたバンド活動をやめた。

それでも頭の隅っこには「音楽家」という肩書きを捨てきれずにいて、自室にはキーボードや音源の類が未だにセットアップされている。1年に1曲あるかないかのペースで、作曲や編曲で使った程度。以前のように、スタジオへ持ち運んだり、接続を頻繁に変えたりすることもなくなり、今では埃まみれになっている。


あれから8年。

仕事は安定しているし、休日することといえばハッテン場に行くくらいだ。この8年の間にチャンスが無かったといえば嘘になるが、再びこの音源類が外の空気に触れるチャンスが訪れた。


フリーター時代に一緒にバンドをやっていたベーシストG氏から、「バンド手伝ってくれへんけ?」と、お誘いを受けた。

このG氏。
僕が18歳から24歳まで続けたアルバイト先であった音楽スタジオの常連だった。一目惚れとはこのことか!と思うほど、がっつりタイプ顔のオジサンだ。ガッチリでも太めでもない、中肉中背。身長は165cm以上、170cmは無いだろう。髪はまっすぐ素直、やや長めで野暮ったい。ちょっと助平なところに、男らしさを感じる既婚者。


そんな大好きなG氏からのお願いを、

誰 が 断 る こ と が 出 来 よ う か !

いや、出来まい。(疑問反語)


今月に1度だけ、スタジオリハがあり、年内中にライブを行うというスケジュール。


えええぇ!
当時の僕なら、コード進行と曲の雰囲気さえ掴めれば、あとはノリ一発でこなせそうなものだけど、あのころの感覚を取り戻してブランクを埋めるには、リハが短すぎる…。

不安だ。

もうひとつ不安なことのひとつに、G氏にはカムアウト済みなのである。
(参考)http://polyrhythmlife.blog117.fc2.com/blog-entry-285.html

「そんなこと何でもねえ」みたいな感じで、未だに連絡を取ってくれることは嬉しい。しかし、バンド内のほかのメンバーといるなかで、女の話しになったときには、きっと気を使わせることになるだろう。いっそ、バンド内でもカムアウトしちゃえばいいだろうか?


あ~、不安だらけだ。
でもG氏からのお願いは、何一つ断れないよ。


電話では1年に数回話しているけど、実際に会うのは何年ぶりだろう。
5年以上は経っているのではないか。
もう50歳は超えてるか?

どうしよう、全然イケなくなってたら…。


即効で、バンドやめたくなる。


20091204202417.jpg

久々の出番。片付けますか。


醜態恐怖症

今日、ゲイばかりが集まるイベントに行った。そこに集まったゲイが皆一様に、同じファッション、同じ髪型、同じ髭。仕舞いには同じ顔に見えて区別が付かなくなって、異様な空間に居ることに気付いて、軽く虫酸が走った。

なんなんだあれは。

「ゲイファッション」というジャンルがあるのかしらないけど、例えばノンケも含む集団の中に彼らがいた場合なら、身だしなみに気を遣うオシャレな男性として、キラリと光って見えるかもしれない。しかし、そんなゲイたちを集めてみると、ものの見事に皆同じにしか見えなくて、外見から見える個性というものはほとんど存在し得なかった。

ああいう容姿で、ああいう衣服を纏わないと、ゲイとして仲間に入れてもらえないんじゃないかと不安にさせられ、こうしたイベントに行くときには、ファッションに相当気を遣って行かなくてはならないことに、一人、煩わしさを感じるのだ。 自分は果たして馴染んでいるのだろうか。奇異な目で見られるのではないだろうか。


自分も一時期、ゲイの自覚に目覚めて(笑)、ゲイに人気のファッションブランド、ゲイに人気の短髪、ゲイに人気のラウンド髭、ゲイに人気のガチポチャ(どれも好みは人それぞれですが)…に憧れて、それに近づこうと試みてみた。カンタベリーやトミーに身をくるみ、短髪にし、ヒゲをたくわえて、ジムに通ってみたりした。しかしそんな姿を鏡で見るたびに、違和感を感じていた。そりゃそうだ、無理から作っているのだから。

それでもきっとゲイバーなどに通う人なら、カッコイイ人たちのお手本を前に、本人も洗練されていくのだろう。しかし自分にはそれが出来ないので、未だ「ゲイらしい」姿・発言・行動は、いつもチグハグになってしまう。

いっそ、そんなこと気にするのも面倒臭い。俺は一体誰に好かれようとしていたんだ。自分は自分らしくあるべきだし、自分らしい自分を好きになってくれる人を好きになりたい。そう思ったら、まず最初にとてつもなく似合っていなかった短髪をやめた。今や僕の髪型はセンター分けである。しかし毎朝鏡で髪をドライヤーで丁寧にブローをし、完成型に近づくたびに思うのだ。そうだ、これが俺だ。俺ってこうだった。ってね。


それだけに今日のイベントは、ダウトを探せ!みたいに、自分一人だけ間違っているような感覚になってしまい、その場に立ち入るときも出来るだけ気付かれないように、立ち去るときも素早くその場を後にするのでした。


しかし、これだけは云える。
今日集まっていたゲイ集団のどの人よりも、
前日、某所で一戦交えた アゴ髭ロン毛デブ のほうがよっぽど魅力的だった。


CALENDAR
PROFILE

KO2

159*64*33
京都在住。
チビポッチャリーマン。
いつも何か考え込んでいます。

mailto:
polyrhythmlife at gmail dot com

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